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かね

地理 【道具】

 
 
金属製の打楽器。摺鉦(すりがね)とも言われる。
片手で持てるほどの大きさの平たい皿状のものを、先端に鹿の角のついた棒で叩いて音を出す。
ただし、紺天教の勢力が強い聡杜地方、特に東側では鹿の角ではなく石で造られていることが多い。
元は山村や農村で異変が起きた時などに素早く村中に知らせるため、鍋やその蓋を叩いていたものが、祭囃子などの楽器としても使用されるようになった。
祭りの際は手に持って使用されることが多いが、本来の目的の場合は、紐で軒先に吊るされていることもある。
 
     
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