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かっちゅう

地理 【武具】

 
 
胴体を守る鎧と、頭部を守る兜からなる戦闘時に用いられる防具。
悪鬼という人外の驚異から身を守る必要があった仰波では、古代の遺跡からも重厚な防具がいくつも出土している。
もっとも、あくまで物理的な攻撃に対する防御であり、瘴気を防ぐような効果はなく幽鬼に対しても無力であるため、祈久後期頃に属国を従える大国が出現し始めると、威厳を示すという方が主な目的となり色鮮やかなものや実用性とは関係ない装飾が施されたものなども造られ始めた。
また、平坦な土地の少ない濃代地方ではなるべく軽量で動きやすさが重視されたものが、平地の多い陽岐や聡杜では多少重量があっても防御力に特化した作りの物が多く見られるといった地方ごとの特色もある。
 
     
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