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なぎなた

地理 【武具】

 
 
先端が刀身になった槍のような形状の長柄武器。
仰波では悪鬼という近づくと瘴気にあてられ悪影響を受けてしまう敵が存在するためこうした長柄の武器はかなり古くから発達しており、大禍以前の遺跡などからも通常の槍に混じり穂先が剣状になった長柄武器は多数出土している。
征誅刀ではない通常の武器では悪鬼にはさほど効果はなく幽鬼に至っては斬ることは不可能であるため、あくまで瘴気の影響を受けない間合いで牽制出来るようといった意味合いである。
仰波以外の外海など異邦の長柄武器は穂先が直剣状の刺突型のものが大半であるが、仰波には古来から神々に刀を奉納する儀式があり曲刃が神聖視されていること、そしてその製造技術に長けていたことなどから薙刀というあまり他で見られない形状の武器が製造されたものと思われる。
ただし用いるには卓越した技量が必要なため、愛用していた武者はそう多くない。
 
     
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