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おどし

地理 【武具】

 
 
札板を革や糸などの緒でつなぎ合わせた甲冑の製造様式をさす。
緒の種類や札板を結び合わせる方向や順などにより何種類もの製法があり、仰波大陸では陽岐から聡杜で主に造られていた重鎧に使用されている。
紺天教の影響が強く養蚕の盛んな聡杜地方のものはほぼ絹糸などの組紐を用いたものばかりであるが、陽岐地方では鹿革を用いたものも多い。
白い緒と別の色の緒を交互に使う段縅(だんおどし)、3色以上の緒を混ぜた交縅(まぜおどし)、上から順に緒の濃淡を変えた匂縅(においおどし)など様々な種類が存在する。
 
     
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