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りゅうなるもの

歴史 【神話】

 
 
まだこの世が漆黒の虚無でしかなかった頃、その闇を恐れた女神・珠世藝の心から、その恐れを取り除き捨てたところ生まれてきた化物。
兄神らに屠られ、その屍が大地となり仰波を始めとする陸地が出来たと言われている。
蘇らぬよう封じられていたが、人々の心が乱れ争いが激化した頃蘇り、世に『大禍』と呼ばれる災厄をもたらした。
鬼等級の中でも最大の永級とされているのは唯一この化物のみである。
これを屠った刀こそが史上初めて現れた征誅刀であるとされる。
 
     
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