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わだつみ

歴史 【神話】

 
 
創世神話における神々の長兄・天凪藝を差す。
天地創造の際に海を創り出した逸話の他、そもそも天界から海の底には何が在るのかという興味を抱き、海より深き虚無であったこの世へ降りてきたことからも、天凪藝は海と密接に関係していると考えられている。
そのため仰波の船には、地方に関わらずほぼ必ず天凪藝の神棚もしくは加護を示す護符が祀られており、漁村や港など海に近い場所には必ず海神としての天凪藝の社があるという。
古くから海に親しんできた陽岐地方の沿岸部には特に天凪藝絡みの伝承が多く、近海の離島などには天凪藝の息子神を祀る社などもある。これは他地方には見られず子があったという言い伝え自体がない地方も多い。
 
     
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