暁月の昇る天~征誅刀伝朝霧

筆者

上原 りょう

Twittert @uehara_ryo_u

代表作

「教え子は実は狐(略してJK)」
「催眠授業 女教師・春宮綾華は絶対堕ちない」
「救国征戦記 首輪の剣姫と鬼の王」
「異類婚姻譚 ―狐嫁と結婚しました。」 他多数

  武衛編   叶恵国編  
         

あらすじ

自分こそが明穂国の国主の姉、大神暁月であると朝霧に秘密を明かした玉葉。

夜藝一族と征誅刀の秘密を知り、暁月のために、白縫との交渉の材料になった朝霧。

何も知らずに偽の暁月に利用され、体を病に蝕まれていく十六夜。

恩人である十六夜を守りたい心を募らせていく隼人。

明穂国を再び舞台にそれぞれの運命が交錯する!

第二十九話

第九章 再会・1

――村長が戻って来た!!

武衛の里に二人の帰還を喜ぶ村人達の声が響く。

朝霧は父・常成に、暁月は道三へと叶恵国で得たそれぞれの成果報告をし

そして疑問を投げかけるのであった。

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第三十話

第九章 再会・2

武衛の里は叶恵国との盟約締結に沸いていた。

宴に盛り上がる中、暁月は朝霧を連れ出す。

森の奥、夜の湖を眺め、語らう二人を物影から窺う者が――!!

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第三十一話

第九章 再会・3

悪鬼に襲われた集落へ駆けつけた暁月は、巨大な悪鬼と

一人対峙していた獅勇と共に戦う。

一方、兄・隼人と再会を果たした朝霧であったが、

隼人の態度は彼女の知る兄ではなく……。

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第三十二話

第十章:蝕む者・1

兄との再会により、朝霧は家族の過去に何が起こったのかを知った。

そして宿業の病が治るかもしれないと判った朝霧は思い悩む。

見かねた暁月は朝霧に――。

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第三十三話

第十章:蝕む者・2

鬼雨に助けられ、妹を説得できず、それでも十六夜の近くへと戻る選択をした隼人。

巡礼者で賑わう城下町を歩き、ふと光の階で話した警備の男を思い出す。

気になった隼人が光の階へ行くと、男は里帰りをしたと別の警備兵に教えられる。

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第三十四話

第十章:蝕む者・3

――あの黒髪の女性は姉に似ている。

反乱民の鎮圧の時、異形の眼を通して十六夜は敵将の姿をみていた。

そして武衛里で隼人が会ったという玉葉の姿絵は、やはり姉そっくりで――

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第三十五話

第十一章 内紛・1

叶恵国の侵攻が始まった。

次々と明穂国の集落を陥落させていくなか、白縫は明穂軍の援軍の気配がない事に

違和感を覚えていた。

夜になり、敵の大将・大神暁月からの使者が叶恵軍へやってきた。

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第三十六話

第十一章 内紛・2

玉葉の正体が里の人間にばれた。

獅勇の館の前には玉葉を出せと詰め寄る里の者が大勢押し寄せていた。

さらに混乱する里へ同盟関係のはずの叶恵軍が迫っているという報せが入る!!

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第三十七話

 第十二章 夜襲・1

子供の母親は弱い女だった。

父親は何人か変わったが、誰も子供を幸せにはしなかった。

自分を守る為、子供の手が血に塗れた日――その女は現れた。

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第三十八話

 第十二章 夜襲・2

暁月は朝霧を犠牲にしてまで、宿業の病を治す気はないと言う。

しかし征誅刀になってでも、朝霧は暁月をから救いたかった。

思い悩む朝霧に薫は、征誅刀として重大なある事を伝える。

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第三十九話

 第十三章:誠忠刀・1

鬼雨率いる明穂軍は撤退した。

この機を逃さぬよう芙蓉攻略へと暁月と白縫たちは出立する。

一方、暁月たちを見送った朝霧は常成と共に里の見張り台を訪れた。

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第四十話

 第十三章:誠忠刀・2

朝霧の儀式は無事に完了した。

その首には、征誅刀の臍の緒とも言われる絆藝の緒がある。

朝霧は疾風と共に芙蓉へと暁月を追うのだった。

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第四十一話

 第十三章:誠忠刀・3

暁月たちは遂に永闇を討つべく光の階へと突入する。

光の階の偉容さにあてられるかのように疼きはじめる暁月の右腕。

その疼きに意識を奪われない為、朝霧の笑顔を想う暁月だった。

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第四十二話

 第十三章:誠忠刀・4

暁月は朝霧と共に永闇の野望を阻止せんと十六夜を裡に取り込んだ

龍なるものに立ち向かう!

しかし膨大な瘴気のため、暁月の病はさらに進行していく……

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新最終話

 終章:未来

騒乱の一週間後。

永闇の所業によって傷ついた芙蓉の街は復興をはじめる。

しかし、街の様子を視察する十六夜達の傍に暁月と朝霧はいなかった。

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